産経新聞に面白い記事を見つけた。
精神科医 片田珠美氏の つぶやきと題するコラムから
もう20年以上前の話になるが、
「僕は湯川秀樹の息子だ」という妄想を抱いていた男性患者は、
外来診察のたびに「学位論文」と称する
数式がたくさん書き込まれた大学ノートを持参して、
「博士号を取れるように京大に送ってくれ」と要求なさった。
「できません」とお断りしても納得なさらず、
結局何十冊もお預かりすることになった。
この患者は「ノーベル賞級」と自画自賛する経済理論も、
とうとう披露してくださった。
お札を刷れば刷るほど景気がよくなるというもので、
じっと聞いていた私は、
そんなことしたらインフレで大変なことになるのではないかと思ったものである。
最近、アベノミクスとかで株価があがっているのを目のあたりにして、
妄想にも真実の一端が含まれているのかもしれないと思うようになった。
お預かりしたまま資料として保存してある「学位論文」を開いてみようかしら。
最近のコメント